歯は、生後6ヶ月ごろから、まずは下の前歯から生えてきます。そして、上の前歯が生えていき、1才位で上下前歯8本が生えそろってきます。(この歯の生える時期については、個人差がありますので、2,3ヶ月遅れてもそう心配はいりません。)
《1歳〜2歳で大事なこと!》
右の写真は一般的な哺乳ビンうしょくといわれるものです。最初は上の前歯の裏側から虫歯が進行していくため、見た目にはわかりませんが、、、、、、
気づいたときにはここまでなってしまうことも!!
哺乳ビンに、スポーツドリンクや甘いジュースを入れて飲ませたりするのは絶対にやめましょう!
こうなってしまうと、見た目だけの問題ではなくなってしまいます。『さしすせそ』の発音ができなくなったり、よくかめないため、顎の発育にも影響が出ます。
さらには友達に笑われて、人前で笑ったり、話したりすることに常にストレスを感じてしまうお子さんもいらっしゃいます。
子供の正常な発育には、ご両親のお子さんへの気配りが一番大切です。
離乳や哺乳ビンを取り上げるのも、少しずつ、ゆっくり時間をかけて行ってください。
いきなり歯ブラシで完璧に磨くことなんて、ほぼ不可能です。
それよりは、指しゃぶりの延長として、まずは小さな歯ブラシを与えてみましょう。
そして、歯ブラシを口の中に入れることに抵抗がなくなってから、ひざの上に
お子さんの頭をのせ、歯をゆっくり磨いていきましょう。
【朝起きて、顔を洗い、朝食を食べる。夜は食事をして、お風呂に入って就寝する。】
これは皆さんが毎日していることと思います。
【朝起きて顔を洗い、朝食を食べて歯磨きをする。夜は食事をしてお風呂に入って歯磨きをして就寝する。】
この癖を小さい頃からつけておくことが大切です。小さい頃の習慣は大人になっても当たり前のようにします。歯磨きも、人と会った時の挨拶と同じように自然にできるように、小さい頃から練習してみてください。できたら、『褒めてあげること』これがお子さんには一番大切です。
右の写真も哺乳ビンうしょくです。
明らかな虫歯や、痛いから歯医者さんに来るのではなく、歯や口の中の健康状態の確認のために来院されることが大切です。
フッ素は歯を強くしてくれます。市販の歯磨き剤にも含まれているものが多くなってきました。歯医者さんで塗るフッ素は市販の歯磨き剤より、濃度を高くしています。また、フッ素を塗る前に、歯の表面をきれいにクリーニングして行うため、浸透性が高いのが特徴です。
また、歯医者での検診は虫歯のチェックだけではありません。歯並びや顎の発育、歯磨き指導はもちろん、食生活(おやつやジュース)、悪い癖(指しゃぶりやはぎしり)などの改善目的にも来院されてください。
また、右の写真は、上の前歯の真ん中に筋肉の繊維が太いスジとなって見えると思います。これは上唇小帯といわれるものが、かなり発達して、前歯がひっつくのを邪魔しているケースです。(すきっぱの原因のひとつです。)
ほかにも、ウィルスが原因のヘルペス(口内炎と勘違いしやすい)や、ハート型舌(舌が短くて発音が不明瞭)など、診察するところは多々あります。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ● | ● | ● | ▲ | ● | ▲ | ─ |
午後 | ● | ● | ● | ─ | ● | ─ | ─ |
午前 9:00~12:30
午後 14:00~19:00
▲:13:30まで
休診日:日曜・祝日