ホワイトニング　効果

Ｑ.ホワイトニング剤の成分は？なぜ白くなるの？

Ａ.ホワイトニング剤の主な成分は過酸化水素です。過酸化水素とは傷口の消毒などに使われ一般的に普及しているオキシドールと同じ成分です。ホワイトニング剤を歯面に塗ることで、歯の表面から薬剤を浸透させ、歯の色素を分解し象牙質そのものを漂白します。歯の質を溶かしたり痛めたりする心配はありません。

Ｑ.どうして歯が黄ばむの？

Ａ.①生活習慣による着色...コーヒー、お茶、カレー、ワインなど着色性の強い飲食物の長期摂取や喫煙による着色やヤニ　②加齢による着色...年齢を重ねるとともに、徐々に歯の色が濃くなります。　③遺伝による歯の色...肌の色が人それぞれ異なるように歯の色がもともと黄色っぽい方がいます。④テトラサイクリン系抗生物質による着色...乳幼児期（歯の石灰化期）にテトラサイクリン系の抗生剤を服用することで歯牙着色を起こすことがあります。

写真 向かって右上真ん中の歯が失活歯（神経を取った歯、もしくは神経が死んでる歯）のため、茶色く他の歯より変色が強いです。一般的に、失活歯はホワイトニング効果が得にくいと言われています。

効果には個人差がありますが、失活歯もホワイトニング前と比較すると色が薄くなっていることがわかります。患者様にも『他と比べると若干黄ばんで見えるけど、随分白く目立たなくなった！』と満足していただきました。

失活歯があってもホワイトニングは出来ます！ただし、効果には個人差があり、あまり効果を得られない方もいらっしゃいます。その場合、ホワイトニング後に白くなった周りの歯の色に合わせて、失活歯を被せ物にしたり、表面だけ粘土を貼るなどの方法がありますので、気になる方は気軽にご相談ください!(^^)!

歯には歯磨きなどでは落とすことのできない汚れが付着します。これが”ステイン”です。食品に含まれる色素が歯に沈着するとステインとなり、なかなか除去できなくなってしまいます。

赤ワインやチョコレートに含まれるポリフェノール、コーヒーや紅茶に含まれるカフェイン、緑茶ならカテキンがステインの原因になりやすく、着色しやすい傾向にあります。あとはタバコによるヤニもステインの原因になります。

歯の黄ばみの原因の一つとして、上記のように嗜好品が大きく影響していることが多いようです。

Ｑ．詰め物や被せ物があってもホワイトニングできるの？

Ａ．ホワイトニングはできます！

ただし、ホワイトニングの薬剤で白くできるのは、天然の歯だけです。（詰め物や被せ物の部分には効果はありません）従って、ホワイトニング後に色の差が出ることがあります、、、気になる方は、詰め物や被せ物を色を合わせてやり変えることで改善できます。

所用時間はクリーニングが30～40分、ホワイトニングが１時間弱、トータル１時間半程です。尚、クリーニングは保険適用です。

Ｑ．ホワイトニングで白くなった歯は一生白いの？？

Ａ．一生白いままではありません。

個人差もありますが、少しずつ後戻りします。犬歯（前から3番目の歯）や歯の根元から黄ばんでくる方が多いようです。そのため、当院では定期的に（4ヶ月から半年を目途に）ホワイトニングを行うことをお薦めしております。また、家で自分で行うホームホワイトニングなどで白さを維持していく方法もあります。

Ｑ．ホワイトニングの施術中にしみた時は、どうしたらいい？？

Ａ．少しでもしみたら、すぐにスタッフへお申し付け下さい。しみてる所を確認し、ジェル（薬液）を拭き取ったり、うがいをしてもらうなど対応しています。また、薬液の濃度調整も行います。我慢されますと、後々しみが長引くこともあります。異変を感じた時はすぐに教えていただくことで、しみを最小限に抑えることが出来ます。途中で声掛けも行っておりますので、遠慮なくおっしゃってください!(^^)!

当院のﾎﾜｲﾄﾆﾝｸﾞは基本３回コースです。

1回 ￥4,９５０(税込) 

3回で ￥1４８５０(税込)です。

費用は1回ごとにいただいております。

１回あたりの施術が30分程度、その前後での準備やしみ予防処置にかかる時間が10分程度です。トータルで40分～50分程度となります。

初回の方は問診や色の説明、写真撮影などがありますので60分程度みてください。